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白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]

第32章 華は蝶を蝶は華を想い過ぎて…


「ウソ…ゴメン
幸せそうだから意地悪したくなっただけ!」

『ゴメン…平気…』

嘘つけ。
もう限界だろ、その顔。

それくらい分かるんだよ
悔しい事にな

「後で木兎にぶん殴られてやるから
ほら、泣くな…泣かないでクダサイ」

姫凪を引き寄せて
抱き締めると
ジワリと借りたTシャツが濡れる

「冗談のつもりだったスマン。
軽率だったよな?
怒っていいから
泣くなよ…お前が泣いたら
心臓潰れそうになるから」

『泣かしたの…クロ、じゃん!
バカ…バカ…!』

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