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白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]
第20章 凍える華
そのまま去ろうとすると
「連れて行くんですか?
なんでですか?
また泣かす為ですか?」
赤葦が俺の腕を掴んだ
「あ、赤葦…お前…こら…」
木兎の方がオロオロしながら
赤葦の腕を俺から離すと
「…深入りし過ぎました。
すいません、姫凪さん。」
俺に謝るわけじゃねぇんだな?
へーぇ。こいつもかよ。
相変わらず
華を揺らすの巧いね、オマエ。
斯く言う俺も
グラッグラに揺れてんだけどなァ。
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