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白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]

第4章 蝶の羽根に触れる時


な、ん。なんか、ちょ、
可愛い……っ!
って!!
顔は昔からソコソコだし…!

『クロ?どしたの?』

細くてなってた目が
パチッと開いて
小首を傾げて俺を映す顔は
ヤッパ可愛い…

なんかコイツってば
チョット、ほんのチョットだけ
色っぽくなってね?

「なんでもね〜!!
あんま見んな!!」

やばっ!俺、ナニ考えてんだァ?!

相手は姫凪だぞ!?
仲間だろ!
それに姫凪は
研磨の好きな子なんだ。

俺までとか
笑えねぇし。

どっちも大事だから。

こんな変な気持ちは
今日限り封印!!

それがいい!

…それでイイ、なァ?姫凪?

脈打った恋心を
勝手に葬った。

葬れた。つもりだった。
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