第6章 視えるもの
「え、えと...よかったッス。なんか...」
『うん?』
あの、監督女の子には甘かったんスね
「それよりルカっちはまだ部活に入って一週間スよ?ちょっと頑張りすぎッスよ。マネージャーだってルカっちしかいないんスから」
『ありがとう黄瀬君。でも、遅れてる分もあるし、みんなのことも知りたいの』
「...」
そう。海常のバスケ部マネージャーはルカっちしかいない
去年までは3年に何人か先輩マネージャーもいたらしいけどみんな卒業しちゃってるし
マネージャーがいない今年は絶対に入ってほしい訳だが、、、
「今年のマネージャーはダメだ。どいつもこいつも黄瀬目当てで話にならん」
と、笠松先輩が呆れるまでの始末
俺のせいなんスよね、、、
今年マネージャーいないのは、、、
けど、ルカっち俺が推薦したからみんな許してくれたし、、
それに、、、、
帝光のマネージャーと聞いた瞬間みんな、、、