第4章 練習試合
「お前は確か海常の生徒だったな」
『...うん』
「え、そーなの?なら、今日練習試合あるの知ってる?」
『うん。海常と誠凛の』
「...練習試合があるのを知っててお前はみにいかないのか?幼なじみの黒子が出る試合だろう」
必ず見に行っていたはずだろうと付け加えて
『ちょっとね。...今日はそんな気分じゃなかったの』
「...」
バスケはダメ
視えたくないものまで見せて私を苦しめる
私はもう苦しい思いをしたくない、、
「..ちょうどいい。高尾。お前後からこい」
「は?」
『え...』
「道に迷っていたところだ。お前に案内を頼む。行くぞ」
そういうと緑間君は大きな足どりで進み出す
私の腕をつかんだまま