第5章 5章「タイプ」
「ふぅ…おい閻魔今のは一体?」
閻魔:もうお前さんは正式な
ヒーローになったんじゃ
「え?いつの間に?」
閻魔:グリーン廃墟…あそこが
ヒーローになるための契約地だからのう
「じゃあさっきの炎はこの力?」
閻魔:あぁ…そうじゃ
ヒーローになって得ることは
大まかに5つある
1つは膨大なエネルギーを持つこと
2つは新幹線並みのスピードを持つこと
3つは膨大な自然の回復力を持つこと
4つは膨大な知恵を持つこと
5つは今みたいな特別な力を得ることじゃ
「特別な力。」
閻魔:ヒーローは大まかにタイプが
分かれていてな
炎
氷
風
雷
光
闇
この六つに分かれていて
このどれかを得ることになるんじゃ
「それってランダムなの?」
閻魔:いや。違うな生まれつきの性格じゃ
炎系は大雑把
氷系は皮肉屋
風系は温厚
雷系は元気者
光系は熱血者
闇系は不思議者
「俺は大雑把ってことかよ…つか
普通光が熱血っておかしいだろ」
閻魔:気にするなきにするな
そうじゃお前さんの他にも
ヒーローは5人いるんじゃ
珍しくそいつらはタイプがみな
分かれていてな
これから紹介してやる
「んなことしてる暇はねぇよ」
閻魔:ヒーローは対象やこの国だけではない
あの怪物も守る使命があるのじゃぞ?
お前さん1人ではやれまい…
「ックソ…」
閻魔:交流のためにも気軽にやってくれ
「仕方ねぇな」