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【黒子のバスケ】瞳の奥の真実

第6章 久々の再会*



海常のバスケ部に入って明日初めての練習試合がある。成凛高校…創部一年目にしてインターハイ東京予選決勝リーグまで来た高校だ。
ビデオで少しチェックはしたが向こうの監督…相田リコさん。

この人はアナライザーアイの持ち主だ…読み取る力がある。私と少し似てるのかな?
あと黒子テツヤ君。黄瀬君と同じ中学でキセキの世代幻のシックスマンって呼ばれてた人らしい。今年の一年生の情報はまったくないけど大丈夫一度見てしまえばこっちのものだ。


「桜っち!!どーしたんスか?そんな思いつめた顔しちゃって。」

「なんか明日の試合の事考えちゃって…」

「練習試合なんだからもっと肩の力抜いたほうが良いッスよ!しっかし俺も黒子っちとの試合だから楽しみなんスよね〜」


「練習試合だからって手抜いたらシバくからね!!」

「桜っち…笠松先輩みたい。アハハ」

「笑わないでよ!負けたら…」

「負けたら?」

「やっぱいいや…」

「なぁーんスか?言ってよ桜っち!」


「だって…勝っても負けたとしても私にとっての【青の精鋭】は…ここの海常の皆だけだし。海常のエースは黄瀬涼太だから。なんの心配もしてないよ。」


あーなんだろう。どうして桜っちは、いつも俺の欲しい言葉をくれるんだろう。桜っちのそーゆう所すげーカッコいいって思う。なんか力が湧いてくるんスよね…

「大丈夫ッスよ!桜っち…ちゃんと見ててね!それに俺が負けるわけないっしょ?」


「そうだよね!それに…いつだって皆の事見てるから。」

でもなんでかわからないけど
嫌な予感がする…。そんな事ありえない。皆を信じよう。

不安をぬぐい捨てるように心の中で何度も
呟いた…大丈夫。絶対大丈夫。









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