第3章 揺らぐ心*
「桜〜次体育だよ〜!」
「ふぁ〜ぁあ、そうだったねぇ〜」
入学してから早くも2週間が過ぎようとしていた。結局笠松先輩から言われてたバスケ部のマネージャーの話も断り淡々と毎日を過ごす一方
徐々にこの学校にも慣れはじめてた
「桜!さっきの授業完全に寝てたでしょ?」
「いや〜昨日なかなか寝付けなくて、つい寝ちゃってたよ。」
「あんた呑気だね〜5月には中間もあるんだからしっかりしなさいよ」
「わかってるよ〜大丈夫!大丈夫!」
まりなは部活もあるし、あんまり一緒に勉強できないから頑張らないと!!
「ほら桜!行くよ!」
「うん。行こ!」