• テキストサイズ

Abiding Love

第2章 Ⅱ



ライトくんどうしたの!?

「ひぁっ!」

私の太股を辿っていた指はスカートの中へと

『可愛いくない声だなぁーそんなんじゃスバルくんも満足出来ないんじゃない?』
『でものそういう純粋なトコロがいいんだけどね』

「ラ、ライトくん!」
なんでスバル?
それにしても、すごい力だ・・・これじゃあ振り解けないよ。

『このままスカートのファスナーを下ろして・・んーでも、このままっていうのも悪くないよね?』
妖しく笑いながらファスナーに手をかけるライトくん

「っ・・・!やだッ!!」

シュウ助けて────。

シュウ・・・?スバルじゃなくて??
面倒くさがりなシュウが助けてくれる?
ありえな...

『うるさい。』

シュウが居る。
まさか、本当に助けに来てくれたの?
唯シュウが来てくれただけでひどく安心してしまった
それはきっと、シュウが長男でいつも冷静だからだろう。

『なっ・・・!?』
ライトくんも驚いている様だ
一瞬で私からライトくんを引き離すシュウ

『珍しいな。スバルは居ないのか?』
『どうでもいいけど、部屋に戻れ。』

「えっ・・・?」
シュウの香りと共に急に視界が暗くなる

上着を被せられたんだと気付いた時には、シュウもライトくんもそこには居なかった。

言われた通り部屋に戻り暫くすると、レイジさんが訪れた。

『居ますか?』
応答するより早くノックと共に足を踏み入れたレイジさんは、少し焦っているようだ。
立ち上がりレイジさんを出迎えた

『身体に触れますよ。いいですね?』

「え?」

『座って楽にしていなさい。』

答えを待たずにレイジさんは屈み私の太股を撫でた。

「!?」

慌ててスカートを抑える

「レイジさん!?」

『おや?ナニを考えているのですか?』
レイジさんが耳元で囁く

「ちがっ・・・っ!」
スカートを抑えていた手が緩んでしまう。

『・・そうです。そうやっていい子にしていて下さい。』
まるで子供をあやすかのように言うレイジさん

「は・・い・・・。」
耳にレイジさんの吐息が掛かり
優しい声、仕草に身体は動かなくなる

変なの...何で逆らえないんだろう。

『昨日の夕食食べていませんね?』
『きちんと貴女用に薬を入れてあるんですから必ず食べなさいと昔から言っているでしょう?』
/ 38ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp