第8章 第6話 大切な町
ナミとウソップも私の後を追いかけていた。音のする方へ近付くと次第に2人の姿が見えた。ゾロとサンジだった。
ナギサ
あなた達っ!
サンジ
あっ!ナギサちゅぁーん♡♡
ナギサ
ヒロキとトシキは?
ゾロ
あぁ、あいつらか?ンなもん倒しちまったよ。
ナギサ
え?
サンジ
あとは、ルフィだけだ。
本当に驚いた。あの2人もなかなかの強者。この町で、イーストブルーでもあの3人に敵うものはいなかったからだ。この人達はかなり強いのだと感心していると、
ドォーン!!
タクヤとルフィが顔を出した。
2人ともかなり息が上がっている。
私は心配そうに彼を、ルフィを見つめた。
タクヤ
何なんだお前はっ!大体今日この島に来たお前達がなぜ、この島に首を突っ込むんだ!
ルフィ
そんなの!理由は1つだ!仲間が守ろうとしているこの町を!おれ達が守るためだ!
タクヤ
あの女が仲間っ⁈あの女を仲間にしてもいい事なんかねぇぞ!
ルフィ
うっせぇー!それはおれが決めることだ!おれは、あいつを海に連れて行く!!!“ゴムゴムの〜ガドリング”!!!!
ルフィのこの技でタクヤは殴り飛ばされ動かなくなった。つまり、ルフィが勝ったのだ。
ナギサ
すごいっ
イーストブルーにこんなにも強い人達がいるのだと感心した。
彼らのおかげでサラが大好きだったこの町が壊されることはなかった。