• テキストサイズ

おそ松さん〜ニート達の裏模様〜

第16章 痴漢ごっこ カラ松



とりあえず胸から手は離したが、肝心の下半身は密着したままだ。

背後からだと表情が見えないので、反射する窓ごしに見ると、切なげな表情の主がそこにはいた。


(主…なぜ、そんなに目を潤ませている?苦しいのか?)


またカーブに差し掛かり、車内が揺れると、主の腰がピクッと動く。

——その時、オレは全てを理解した。

主の腰があたることにより、生理現象で硬くなっていたオレの下半身に気づき、動揺を隠せないでいたのだ。

やめろ…

やめてくれ…

そんな表情を見せられたら…

我慢…出来ないっ!!!


……い、いや、待つんだオレ…。

オレはもしかしたら、とんでもない思い違いをしているんじゃないのか!?

鈍感なオレは、主からのラブサインを見逃していただけで…

主が腰を密着させて来ているのは…

求愛行動!!??


(フッ、オレとしたことが…!)


オレはわざと自身を主に押し付けた。


(ここで可愛がって欲しかったのか…気付いてやれず、すまなかったマイハニー…!!だが、難易度が高いぞ!!)


他の乗客にバレないよう、じわりじわりと手をスカートの中に潜り込ませた。




/ 1118ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp