第30章 俺、松野ちゃんとのやりとり

「あのさ……女の子も一緒に回っていい？」

　松野ちゃんの友達、女の子ちゃんも一緒に花火大会で回っていいかという内容だった。もちろん、

「あー、いいよ。もちろん、人数多い方が楽しそうだし」

　俺は笑いながら話した。

「あっ、ありがと！　それじゃまたね」

　松野ちゃんが電話の切ろうとした時、せっかくだから、

「おう！　あっ、それとこの家電の番号登録してもいっから」

という言葉を最後に電話を切った。