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【おそ松さん】松野✕松野おそ松~another story~

第27章 夏休みの松野たち ~another story~


「松野学級委員〜」

 俺たちは夏休みの前日、担任の先生に呼ばれた。

「あのさ……毎年学級委員に頼んでいることなんだけど……掃除お願いしていいか?」

とお願いされた。もちろん俺は、

「はぁ!? じゃあ俺なんのために早く補習終わらせたんすかよー……」

と反発。そう、俺は終わるわけないと思っていた補習を、数日前に終わらせていたのだ。周りからはまさか終わるとはという声が多数聞こえてきていた。

「まあ……私はいいですけど。どうせ暇ですしね」

 なんと松野ちゃんはやると言ってしまっていた。

「そっか、ならよかった……で男子松野の方はどうすんだ。女子松野だけにやらせるのか?」

と俺に追い打ちをかけるように話す担任。松野ちゃん1人にやらせるのはかっこ悪い。だから、

「あーもう! 分かりましたよ……けど明日の1日だけですからね」

と言い、この話は成立したのであった。
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