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【おそ松さん】松野✕松野おそ松~another story~

第24章 松野たちの補習 ~another story~


「ねー。松野ちゃんは何点だったのー?」

 俺は問題用紙を見ながら気になった素朴な疑問を松野ちゃんに質問してみた。すると、

「返して!」

と俺から用紙を取り上げた。突然取り上げられたので俺は、

「なんだよ!」

と反発してしまった。松野ちゃんはむきになったのか、

「当たり前でしょ! ほんっとデリカシーないんだから!」

と言われてしまった。確かに水族館でのことなど……そう言われて当然だと、そして今自分がやったことに気づき、

「ごっ、ごめん……」

と謝った。松野ちゃんからは、

「もう慣れた」

と言われてしまった。そして俺に用紙を返してくれた。

「そっ、そっか……」

 俺はその慣れたという発言に戸惑いを感じた。

(慣れたとか……なんかわりいな……)

 そして俺は黒板の方へ向き直し、その約1分後、科学の補習テストは始まった。
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