【おそ松さん】松野✕松野おそ松~another story~
第19章 誕生日事件
「ただいまー」
俺が家に帰ると居間ではワイワイガヤガヤと音が聞こえていた。そこへ行くと、
「おかえりなさーい」
とトド松が誕生日の飾り付けをしながら言ってくれたり、猫と遊ぶ一松がいた。そんな中、
「これなーに?」
と十四松は俺が持っていた紙袋に目をやる。
「あっ、これは同じクラスの松野ちゃんから誕生日プレゼントとしてもらったんだけど……っておーい、チョロ松ー」
俺は松野ちゃんが六つ子の誕生日を教えてもらった張本人を呼んだ。すると、
「なーに、おそ松兄さん? 今ちょっと手が離せないから台所きてくれる?」
とチョロ松の声が台所から聞こえた。俺は仕方なくそちらへ向かった。