【おそ松さん】松野✕松野おそ松~another story~
第17章 六つ子に生まれたよ ~another story~
「えっ、今日って誕生日なの?」
松野ちゃんからはそう返ってきた。
「うん、だって今日5月24日。俺ら六つ子の誕生日だもん」
俺はそう説明をし、松野ちゃんからは、
「あっ、そうそうそうだったよね……いやー……すっかり忘れてた。前にチョロ松くんから聞いたこと。うん、だから六つ、この前教えてもらった色のが入ってると思うから、他の5人にも渡してあげて」
と返ってきたため安心した。
「やっぱそうだったんだ。サンキューな」
俺は普通に嬉しく、笑顔でお礼をした。しかし、
「あっ、おそ松くん……放課後コンビニ行かない?」
と松野ちゃんならいきなり言われる。疑問に思い、
「えっ、なんで?」
と首を傾げる。
「あっ、買いたいものがあるんだよ……でおそ松くんと行きたいなって。どうかな?」
(なんでかよく分かんねーけど……)
「まあいいよ」
と答えた。断る理由もなかったので。
「あっ、ありがとう。それじゃ放課後ね」
と松野ちゃんは言い残し、すぐに教室を出て行った。