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【おそ松さん】松野✕松野おそ松~another story~

第11章 俺と残りの5人


「あっ、いたぞ!」

 廊下を出てからはすぐに先生たちに見つかったが、それはもう仕方ない。

(どうしよ……)

 少し考えたが、

「ダッシュで先生の前通るからな」

 これしか方法はないと思い、松野ちゃんに小声でそう伝える。実は言うと、昇降口へ行くためには廊下にいる先生の前を通らなければいけなかった。俺は松野ちゃんの手首を掴み、引っ張る形で2人で先生の前を全力疾走した。
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