【おそ松さん】松野✕松野おそ松~another story~
第2章 2人の松野 ~another story~
数日立ったある日、クラスの委員を決めることになった。
「じゃあまずは学級委員からだな……男女1人ずつでやりたいやつは挙手しろー」
(おっ、いよいよだ)
俺は真っ先に手を挙げた。
「おっ、松野。お前やるのか?」
俺は立ち上がって、
「はい! なんてったって俺はカリスマレジェンドになる男ですから!」
(よし、言えた!)
俺は嬉しくて仕方なかったが、周りを見渡すと今の発言でクラスの生徒がざわめいているのが分かった。勝手に親近感を覚えていた松野ちゃんの方も見てみたが、彼女も呆れ顔で俺の方を見ていた。