【おそ松さん】松野✕松野おそ松~another story~
第9章 松野班 ~another story~
松野ちゃんが用紙を出しに行っている最中、
「そういえばぶっちゃけ松野とはうまくいってるの?」
と男の子くんは俺に質問してきた。
「まー……楽しくはやってるよ」
と俺は言った。
(意外にも笑ってくれるし)
「じゃあさ、恋愛感情とかないの?」
と女の子ちゃんは俺にストレートな質問をしてきた。
(恋愛感情……?)
俺は少し考えてから、
「あるわけねーじゃん。つーか、なんでそんなこと思うわけよー……初対面ですげー質問だね」
と笑いながら言った。けど、
(気にならないと言ったら嘘になるんだろうな)
そんな話をしている最中、松野ちゃんが帰ってきた。
「あっ、お帰りなさーい」
俺はそう言うと、
「じゃあ改めて自己紹介しますか……俺は松野おそ松でーす。一応学級委員やってまーす」
俺から順に自己紹介をしていく。
「私は女の子です。気軽に女の子とか呼んで下さい」
女の子ちゃんが自己紹介。
「えー、男の子です。野球部に入ってます」
男の子くんが自己紹介。
「松野……です……私も学級委員やってます」
松野ちゃんも自己紹介をした。一通り自己紹介が終わり、俺は勢い良く、
「それじゃ、自己紹介も終わったし……じゃあこれから仲良く……」
「あっ、待って!」
その勢いを突然松野ちゃんが止めた。