第3章 嘘恋……?
「そっか…辛かったね…頑張ったね」
この言葉は僕に向けての言葉でもあった。
健ちゃんが…そんなことするなんて…思いもしなかった。
『俺…どうしたらいいか分からなくて…隆之介君に連絡した』
よりによって僕なんて。
そう思ったその時
((ピーンポーン
『…?誰だろ。出てく((駄目!…え?』
僕は急いで春馬君を止めた。
だって
健ちゃんだから。
「…健ちゃんだから……僕が出るよ。」
何で春馬君をレイプしたか。
僕が嫌いなのか。
聞きたかった。
((ガチャ
そして……ドアを開けた。