第3章 嘘恋……?
僕は家に帰って考えた。
僕は健ちゃんに恋を本当にしているのか……
怖くて……ベッドに行き毛布に丸まった。
僕の恋は……嘘だったの?
本当は好きじゃないの?
なんで……健ちゃんはあんなことしたの?
僕の中で疑問が一杯あった。
もう……健ちゃんは違う人かと思った。
その時…
((ピロロン
健ちゃんからLINEが来た。
そう思った。
恐る恐る見ると……
『隆之介君…寝れない』
またか……
その相手は春馬君だった。
何時もこの時間帯にLINEが来る。
『大丈夫?…今から家行くよ?』
僕は春馬君に言いたかった。
キツいとか……そう言うことを。
『本当?来てほしい』
そう言われるとすぐ家を出た。
((ピンポーン
((ガチャッ
『隆之介君!入っていいよ』
僕はすぐ分かった。
春馬君は泣いていた。
そして思った。
弱音は吐けない。
「春馬君…泣いてたの?」
『え…まぁ…』
僕は考えた。
春馬君も何かされたのかと。
「誰かに何かされた?」
『実は……健君に無理矢理ヤられた。』
耳を疑った。
健ちゃんは春馬君も傷付けていたんだ。