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【ヤンデレ】乙女なアナタに歪んだ愛を【黒バス版】

第16章 EP洛山1 洛山へ


それにしても・・・・・・。と僕は思う。
どうして女というのは、こうも醜いことをするのだろうか。

そそくさと去っていくイジメっ子たちを見送りながら、
僕はため息をつく。
そして、イジメられていた少女へ手を差し伸べた。
「なんで、助けたの・・・・・・」
ドスの利いた声でそう尋ねられた。
「なんでって、君みたいな可愛い女の子を助けるのに理由が必要かい?」
何か裏があると思っていたのか。
怪しむかのような彼女に、そう笑いかければ
差し出した手は拒まれず。
「・・・・・・ありがとう。」
少し顔が赤いまま、そうお礼を言われた。

「あ、そうだ。君の名前は?」
「え・・・・・・」
お礼を言い終えると、去ろうとする彼女に名前を尋ねる。
予想外だったのか、かなり驚かれたけど。
「無神(むかみ)・・・・・・唯(ゆい)」
「そう、じゃあ唯ちゃん。会うことがあったら声かけるね。」
「はい・・・・・・」
名前で呼ばれたのが相当嬉しかったのか、その表情には笑みが浮かんでいた。
あ、ちなみに主人公ちゃんの場合だと。
一緒に逃げて助ける。
が正解の選択肢ね。
ヤンデレ攻略対象くんがイジメられ子たちを制裁してくれるから。
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