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この灯火が消えるまで。【黒子のバスケ】

第5章 初めての合宿


部屋に戻ると黒子っちと緑間っちと紫原っちがいた。
「黄瀬君、何だか上機嫌ですね。」
黒子っちに怪しげな目でこちらを見る。
「まぁ…いい事あったんス。」
俺は髪の毛をくしゃくしゃっと搔きまわす。
「呼び出されたのか…遥に。」
緑間っちが爪の形を整えながら俺に聞いてくる。
「ハルちんに?どういう事?」
紫原っちが少し不機嫌になる。
「まぁ遥っちの事をまた一つ知れたというか。」
『は?』
3人が一斉に俺を睨んだ。
「何があったのだよ。」「教えてください。」「黄瀬ちん、捻り潰されたいの?」
言わなかったらよかった…
俺は渋々、遥っちに呼び出された理由を3人に話す。
「雷か…」「明日、雷鳴らないかなぁ」
緑間っちと紫原っちは遥っちの事が好きなんだろうか。
「そういえば、停電したとき耳塞いで座り込んでいました。僕は安心させてあげるくらいしか出来なかったのですが…」
黒子っちに先を越されてたー…なんかショックッス
「あの…皆さん遥さんの事好きなんですか?」
黒子っちがいきなり聞いてくる。
俺達3人は頷いた。
「なら、僕達ライバルですね。」
黒子っちが真っ黒い笑顔で微笑んだ。
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