第10章 ♯9
たどり着いたそこは
想像を絶する光景だった。
あの、下に転がってるのはシスさん、ミヤさん・・・・な・・・の?
2人が既に屍と化しているのはすぐに分かった。
今まさにネス班長もその手に墜ちるところだった。
助けなければ!!
2人の周りにいるのが2体。
ネス班長に手を伸ばしているのが1体。
ネス班長はまだ息がある!
お願い、間に合って!!!
--アリネ、来るな。お前は死んじゃいけない--
「ネス班長、今援護します!!
待っててください!」
--頼む、逃げてくれ・・・--
先に2人に群がっている巨人を倒してからだ。
なるべく近くまで馬を走らせる。
2体同時なんて私に出来るのだろうか。
でもやるしかない。
今動けるのは私しかいない。