第8章 ♯7
「分かっています!最初の壁外調査で死んだとしても、志願せずに生き続けるよりずっといいです!」
「そうか・・・お前は昔から好奇心旺盛だったからな・・・」
兵長の手が私の頭に伸びると、
ぐしゃっと撫でてくれた。
あの時のように。
「昔から?兵長は私のこと・・」
「地下街で泣き喚いていたクソガキだろ?」
「クソガキ・・・」
「お前、よ。絶対に死ぬな。俺の班とは別になった。戦わなくていい。生きて帰ってこい」
「別なんですか・・・。戦いますよっ!死にませんから!!兵長に追い付いてみせます」
「・・・ッチ。戻るぞ。飯抜きになる」
「はいっ!」