第3章 ♯2
繋ごうと差し出した手は振り払われてしまった。
相手からの拒絶に驚いたものの
彼の服の裾をつかみながら、自分の住所を伝えた。
彼の横を歩くとスッと道が開けて、案外早くうちの傍まで着いた。
ぶしつけな視線はずっと感じていたが。
さっきのおじさんの態度、感じる視線。
リヴァイは気疎い存在なのだろうか?
「お前。名はなんという?」
「私!っ!!リヴァイ、本当にありがとうっっ」
いや、違う。
彼は私を救ってくれた。
「呼び捨てか・・・まぁいい。、二度と地下街に近づくなよ」
「・・・うん・・・ごめんなさい」
彼は目を細めて私を見た後、私の髪をくしゃっと撫でてくれた。
「また会える?」
「さぁな」
「・・・リヴァイと遊びたい・・」
私が駄々をこねてぐずると
「分かった。お前が良い子にしてたら遊んでやる。」
そう言いながらまた頭を撫でてくれた。
壊れ物を触るように優しく。