第3章 ♯2
「本当?約束だよ!?良い子になる!」
「あぁ。じゃあな」
リヴァイの手が頭から離れると同時に
家から母が出てくるのが見え、私は走った。
「おかーさーん!ただいまーー!!」
「!こんな時間までどこ行ってたの!!」
「えっとね、迷子になってね、リヴァイさんが助けてくれたの!!!」
振り返った時、彼はもうそこに居なかった。
これが私と彼との出会い。
我ながら本当に無鉄砲で馬鹿だったなと思う。
彼がいなかったら私は今ここにいない。
そして、この気持ちも知らなかっただろう。
ねぇリヴァイ?
私、貴方に会いたくてお母さんの言うことちゃんと聞いてたよ?
お勉強も頑張ったよ?
どうして会いに来てくれないの・・・。
地下街に行かないって約束をしてしまったから
貴方を探すことだってできない。
会いたいよ・・・