第14章 ♯13
舌打ちの意味を深く考えずに口が動いた。
「兵長のお相手、私にさせてください!」
「お前に務まるとは思えない」
「私、強くなるんです。決めたんです」
まっすぐ兵長を見つめながら言葉を続ける。
「調査兵団で戦う“理由”ができました。貴方の他に。私は誰よりも強くなります」
「・・・・・そうか。背負う、覚悟をしたか」
「はい!」
「団長に聞きました。次回からリヴァイ班に配属されるって。怪我が治ったら死ぬ気で訓練します」
「俺の班は楽じゃねぇ。ネスたちみたいに優しくもない」
「はい!鍛えてくださいっ!」