第4章 はじめての気持ちとありがとう
部屋まで送ってもらって、すぐに隊服に着替えた。またスクが迎えに来てくれるって。
(…やっぱ隊服が落ち着く…)
深いため息をついて、ソファに腰掛ける。
(あ、そういえばボンゴレリング返してもらってないや…あとでスクに返してもらうか…)
(匣だけポケットに入れておこうかな…)
『……ん?』
ポケットの中に手を入れると、何かが手に触れた。
(…なんだろう…)
4つ折りの紙がポケットに入っていた。
『……え…?』
その紙を見て目を見開いた。
写真だった。
10年後の私とスクが写っている。
「う"お"おぉいっ!!!!!!」
バタンっといきなりドアが開き、私はとっさに紙をポケットに入れた。
『な、なななな何!!!???』
「いやお前がどうしたぁ…」
『何でもないよ!!ほら早くご飯行こう!!』
「あ、あぁ…
!そっちは逆だぁ!!」
心臓が、いやにドキドキするんだ。