第3章 ヴァリアーでの初任務
「なにあいつらイチャついてんだし。」
「こら!ベルちゃん!ナイフしまいなさい!」
「ベルせんぱーいアホのロン毛隊長に嫉妬ですかー?」
「そんなんじゃねぇよっ!任務前だってのにあの雰囲気がムカつくだけ。」
「でもあのちゃん、ほんとに大人っぽくてこの世界のちゃんみたいねぇ…それできっとスクアーロも…」
「…あのドレスってー、スクアーロ隊長が先輩にあげたものですよねー?」
「えぇ、そうよ。がはじめてヴァリアーの一員として招かれたパーティに着ていけるようにね。」
「…ちっ…」
この世界のと一番に仲良くなったのは俺だ。おもしろそうなヤツだから、廊下でナイフを投げて追っかけてやったんだよ。
めちゃくちゃパニくってて…あれは傑作だったぜ。
それからに茶々入れするのが楽しくなって、俺達は言い合う仲になった。
そんなある日、俺は気づいた。
「…お前、どこ見てんの?」
『う、うわあぁぁぁっ!!!』
廊下でぼーっと立ち尽くしてるに声をかけたら驚かれた。いつもならこのくらいわかるこいつがだ。
「色気のいの字もない声出すんじゃねぇよ。…ってスクアーロじゃん。お前スクアーロなんか見て…目が腐るぞ?」
『う、うるさいなぁ!あっち行ってて!!』
「ん?待てよ…お前もしかして…」
『……なに…?』
「スクアーロに惚れてんの?」
少しからかってやろうと思っただけだった。なのにこいつは案の定顔を赤くして、あたふたしやがった。
『そ、そんなんじゃないよ!!/////バカっ!ほら早くご飯行こ!』
そんなの姿に少し胸が痛んだのは気の所為だと思う。
「、広間はこっちだぜ。」
だって相変わらずのこいつの方向音痴に笑みがこぼれたんだから。