第3章 ヴァリアーでの初任務
『ルッス…私大きいパーティとか行ったことないよ。』
「大丈夫よちゃん!私がビシバシ教え込んであげるわぁ!」
『ありがとう…でもさぁ…ファン・ビートさん?だっけ?絶対私なんかに目も向けないと思うよ?』
「んもぅ!ちゃん、あなたはとっっっても魅力的な女性よ?もっと自信を持って!!」
『…うん、ありがとう…』
(私にはドレスなんかよりこのヴァリアーの隊服の方がお似合いだよなぁ…)
「…ちゃん、ちょっと聞いてくれるかしら?」
ルッスに両肩をつかまれて、私は上を向いた。
「この世界でのあなたも、自分には魅力なんてないって言ってたわ。今まで戦ってきて、汚れてるって。でもそんなあなたにね、1人の男が惹かれたのよ。」
『…え?』
「その人はあなたのことをすごく愛していたわ。あなたと出会うまで、彼は乱暴で、戦うことにしか脳がなくてね…でもすごく変わったのよ?あなたに出会って。私驚いちゃったもの。」
ふふっ、とルッスが笑った。
「変わったのは彼だけじゃないわ。あなたもよ。みるみる綺麗になっていってね…だからちゃん、変わろうと思えば変われるものなのよ。」
『そ、それって本当の話…?』
「本当よ!!まぁでも、あなた達が変わったのは愛の力が大きかったかしらね、んふ♡」
『その相手の人って…?』
気になって聞いてしまった。
「それは秘密よ。でも、そのうちわかるんじゃないかしら?あの人単純でバカだから!さぁ、おしゃべりはここまで!!ちゃん、覚悟はいいかしらん?」
『あ、うん…よろしくお願いします!!』
私を変えてくれた人は誰なんだろう…