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【おそ松さん】松野家の姉 【短編集】

第7章 チョロ松 〜姉さんと僕の共通点〜





「ふーん…なーんだ、そんな事かよ。」


『そんな事って…まあおそ松兄さんにとってはそんな事かもしれないけどさ。でも、些細な事でもいいから知りたいんだ』


「ふむ。そうなのか…あぁ、そうだった。チョロ松と姉さんの共通点は…アホ毛がない」


「……ツッコミ。だけど、最近ボケに走ってる…」


「えーとね、ツンデレ?」


「うーん、Sとかじゃない?」


「あ、優しいとか?」


『結構少ないね。ありがとう皆、10個までは行かなかったけどありがとう。』


「…もっと多い方が良かった?」


『いや、6個でいいよ。…なんか悩んでた自分が馬鹿みたいだった』


「…まあ、良かったんじゃねえの?」


「チョロ松、少しだけど見つかって良かったな。」


「…俺にもあるかな、姉さんとの共通点…ひひっ」


「良かったね、チョロ松兄さん!姉さんと共通点?見つかって!」


「一松兄さん、あんまり無いんじゃない?」


「それはそれで傷付く…」


「おそ松〜?」


トタトタと階段を上る音が聞こえた。
姉さんお風呂終わったのか。



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