第5章 十四松 〜そんなに見つめられるとぎゅーってしたくなる!〜
僕は猫目になって、顎に手を当てた。
『むむむー…』
ほっぺぐにーってやる?
んー……
叩く?←
いや、駄目だ。大好きな姉さんには出来ない!
…あ!そっか!
姉さんみたいにぎゅーってしたらいいんだ!
『…ぎゅーっ!』
「わっ!?じゅっ、十四松!?」
『えへへ〜!姉さん生き返った!!』←
「いや私死んでないわよ…」
『え、本当?姉さん死んでたのかと…』←
「ふふっ…w
十四松見てたらなんか抱き着いてみたくて…あはは…」
『何それ、病気かなにか?』←
「そんな訳ないと思うわよw
じゃあ十四松はなんで私に抱きついて来たのよ?」
『んーっと…ねー…
姉さんが僕の事すっごい見つめてたから、ぎゅーってしたくて!』
「ふふっ…理由になってないわよ?でも、いいわ。こうして十四松がぎゅーってしてるからね。」
『姉さん!』
「んー?」
ちゅっ、とリップ音が部屋中に響いた。
だって僕の姉さんにちゅーしたから!
『あははっ、姉さんの唇柔らかいっすねっ!』
「じゅ、十四松うううっ!?」
わー、姉さんのお顔が真っ赤でんなー!
『えへへー!』
でも、姉さん生き返って良かった!
ー終ー
じゅっしー難しい…!ごめんなさいっ!