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【おそ松さん】松野家の姉 【短編集】

第4章 カラ松 ~大好き通り越して愛してる~





「全くっ…!可愛いんだから…!
なんで私の弟はこんなに可愛いの!?
昔よりすっごく可愛くなってるし…しかも成人男性よ!?
はぁんっ…ほんっとうに可愛い…!私の夫ね、夫!うんうん…!
こんな可愛い夫がいたら私毎日が幸せすぎて死ぬわっ!
いや、カラ松と結婚する子が幸せね?!だけど、私…っ!
その子にカラ松渡したくないいいっ!私の傍にいて欲しいっ!」←


『ね、姉さん…っ!?』

さっきから可愛いとか言っている気がするが褒め言葉なのか…?
にしても、恥ずかしい言葉をよく言えるよな…姉さんは…(ただし、カラ松と十四松に限る)←


「なんでそんなに可愛いのっ…?!
カラ松、姉さんにいっぱい甘えてきていいわよ!」


『お、おう…分かった…姉さぁぁん!』


俺は姉さんを抱き締め返した
…姉さんの匂い…いい匂いだなぁ…俺好みの匂いというか…


「はぁ……やっぱりカラ松、大好きよっ…!」


『ふっ…姉さん、俺も大好きだ。いや…』


「…いや……?」


『ふっ…何でもない。姉さん身長縮んだか?』


「なっ、縮んでないわよっ!!」


『ん~?そうか~?』


「ほ、ほんとよっ!?」


…姉さん、俺は姉さんを…



『…大好き通り越して愛してる。』



姉さんにも、誰にも聞こえないようにそう呟いた。
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