第4章 カラ松 ~大好き通り越して愛してる~
カラ松視点
やぁ、全国のカラ松girl…!今日もいい天気だな…ふっ
でも、そんな事を言っている場合ではないんだ。
何故ならば…
『姉さぁぁん!』
そう、俺は居間にいる大大大好きな姉さんに向かって
泣きながら走っているんだ。…何故かって?それはだな…
「…えっ、カラ松!?」
『うわぁぁあん…!』
「きゃあっ?!」
真っ正面からぎゅっと姉さんに抱き着き、顔を埋めた。だ、だけど…!
えっと、そ、その…!…姉さんの二つの豊富な膨らみが…や、柔らかい…っ←
「ど、どうしたのよ…?」
と困惑しつつ、俺の背中に腕を回した姉さん。
『んんーっ…姉さん…』
と姉さんを見上げれば姉さんは俺を見た。
…意外と顔が近いから余計に意識してしまう…
「…なぁに?カラ松。顔、赤いわよ?」
こてん、とわざとなのか無自覚なのか姉さんは首を傾げた
『……キス、していいか?』
「ふぁぁぁぁっ!?」
そう、俺は姉さんにただ単に甘えたかっただけなんだ……←
「か、カラ松…そ、そういうのは…す、好きな人にやる物よっ!?な、なんで私に…っ!?」
顔を真っ赤にする姉さんはとてもレアである。…うむ、やはり姉さんはcuteだ。あれか?angelなのだろうか?
『…好きな人って、姉さんだし。それ以外誰もいないが?』
この言葉に嘘はない。本当だぞ?演技でも何でもないぞ。
「好きな人をいい加減に作りなさいよ…あぁ…もう…
可愛いわねええええっ!?」←
ぎゅー!!と強く抱き締められる俺
『わあっ!?ね、姉さんんっ!?』
いきなり抱き着かれたので、テンパる俺。
先程より顔は林檎のように赤いのかもしれない。
だって姉さんだぞ!?
逆に顔を赤くしない方が可笑しいと思わないか!?←