第10章 薄さよりも濃厚さがお好き
「嫌じゃないの?」
「ん?別に嫌じゃないよ?そうやってた思考をする夢梨奈ちゃんは凄く可愛くて、大好きだもん♪」
なんでそんなに優しいの?
そんな事されたら、ますます好きに
なっちゃうじゃないのーーー
「そんな困った顔しないの。ほーら、笑ってよ?泣いてるよりも笑う顔の方が可愛いんだからーーーね?」
私はもう完全に悠弥くんの
虜になってしまいました。
普段は明るく甘えたがりなのに、きれると人が変わるように怒る悠弥くん。
エッチ好きでテクニックが上手くて
彼に夢中になる程、
痺れてしまって・・・
もうすっかり悠弥くん中毒に
ふりかかられてしまって
私は、永遠に抜け出せない、
『ゆり籠のカナリア』
貴女は私をじわじわと誘き寄せて弱らせてく、
『誘惑と猛毒の夜蝶』ーーー