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いにしえのマギ

第11章 新たな仲間と戦いの火種。


翌日、マグノシュタット学院修了式(イクティアール)

先生『では、最優秀学徒を発表します。本年度1学年の首席修了生は・・・12期生«ティトス アレキウス»』

全員がアラジンかシュウを期待していたが本年度の首席は全く知らない子だった。するとスフィントスが立ち上がってアラジンとシュウを見ながら言った。

スフィントス『おい待てよ!首席はアラジンかシュウだろ!!』

そして、スフィントスの言葉に3期生の人達も騒ぎ出した。・・・・が。

先生『確かに今年は珍しく優秀な生徒が3人いました。まずはアラジン、彼の魔力保有量は中の上ながらも特に1型と2型魔法の融合センスが素晴らしい。
次にシュウ、彼の魔力量は一般とかなり多く相性が悪い魔法でも威力の高い魔法と変えられる。まるで伝説の魔法使い«マギ»のようだった。』

マギという言葉にシュウは一瞬冷や汗をかいた。

シュウ«逆にマギみたいっていう僕より上って凄いな、どんな人だろう。»

先生『二人共素晴らしい魔導士だが彼はその上を行くのです。ティトス、壇上に上がりなさい。』

先生の声に彼は<はい>と答えて自分が被っているマグノシュタットの帽子を取り壇上へ歩き出した。

すると、彼の周りのルフがざわついた・・・気がした。

彼は金髪の髪でぶとうのイヤリングをしており髪の後ろには三つ編が2つある。


先生『これにてイクティアールを終了する。では、解散!!』

先生の合図とともに生徒の全員が大聖堂府から出ていく。

スフィントス『なぁ、二人共、納得いかないよな!』

アラジン『ティトス君、かぁ・・・・・』

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