第8章 半年後
バルバットの事件から半年が経った。現在のバルバットは煌帝国の傘下になったがアリババがあの日行った会談により共和制を認めてくれているそうだ
だが、煌帝国は一つの提案を出してきた。それは、煌帝国第4皇子の留学だった。
半年間あるなかでアリババ達はシンドバットによりシンドリアの食客になったため師匠をもうけられた。
アリババ『行きます!師匠!!アモールサイカ』
シャルルカン『駄目だ駄目だ。全然なってない!』
アリババの師匠はシャルルカンという剣術の人エリオハプトという小国出身だ。
モルジアナ『はぁぁぁ!!』
モルジアナの師匠はもちろんマスルールだ。
そしてアラジンは
アラジン『いくよヤムさん、灼熱の双拳[ハルハールインフィガール]』
アラジンの師匠はマグノシュタット出身のヤムライハ、水の天才魔導士と言われている。
ヤムライハ『ほら、シュウ君もやりなさいよ。』
シュウもヤムライハの教え子としてアラジンと一緒に訓練していた。
シュウ『僕もやるの?え~と凍結魔法[ザルグハジャール]』
こうして4人は毎日特訓または訓練に励んでいた。
夜。
アラジン『うーん、今日も疲れたね♪シュウ君。』
シュウ『っあ、そう・・・だね。』
アリババ『お前、シンドリアに来てから元気なくないか?もっと元気出せよ!』
バルバットの事件から知ってしまったアル・サーメンのことで半年経った今でも考えているらしく廻りに目が行かないようだった。
シュウ『アリババ達はこれからずっとここに居るの?旅をしたり、そんなことはしないの?』
今のところはアリババ達にその予定がないらしい。