第7章 白き一瞬と黒き時
カシムはアリババに言った。
カシム『なぁ、アリババ、俺らさ友達だよなぁ?』
アリババ『ん?おう!!当たり前だろ!』
そういった瞬間の振り返り笑ったカシムの顔が思いうかんだ。だからカシムが言った意味が分かった。
アリババ『っう!バカヤローー!』
消えかかっているカシムにアリババは叫びカシムの方へ走り出した。
アリババ『何でまたそんなことを聞くんだよ!
当たり前じゃねぇか!俺達は・・・友達だろ!!』
そういってカシムに触れようとしたがもうカシムの姿は消えてなくなっていた。
そして気がついたら深層意識から出ていてカシムが黒ずみのようになっていた。
アラジン『おかえり・・・・アリババ君。』
アリババはカシムを抱きしめ泣いていた。
白いルフに溢れていることで墮転しているジュダルは力が入らぬ状態だった。
???『っち、また会おうマギよ。』
黒服の男はジュダルを黒ルフに包み消えていった
???『っち、せっかくこの国は良質な暗黒に作りあげれようとしていたものを・・・・まぁ良い。また黒き器を探すだけだ。』
黒服の男が笑みを浮かべる中後ろから声がした
シンドバット『銀行屋、悪いが君はここまでだ。』
すると、慌てて後ろを振り向くと誰かに蹴られた。その人物はマスルールだ
マスルール『金剛鎧甲[バララークカウーザ]』
男をしたに叩き落としそれに加わるように下にはジャーファルが構えていた。
ジャーファル『双蛇漂[バララークセイ]』
雷に包まれ海の方へ飛ばされると、シンドバットのジンバアルの全身魔装をした状態で待ち構えていた。
???『何故、何故貴様のような人間が存在する!七海の覇王、シンドバット!!!』
シンドバット『雷光剣[バララークサイカ]』
とてつもない雷光の威力に男の命はないと思われた。
シンドバット『・・・・・・』
空から、マトリョウシカのような人形が落ちて来たのだ。そして奴の死体はどこにもなかった。