第6章 マギ対決
シンドバット『そうか、俺のもう一人も分かってしまったのか。「何故分かった、シュウ」』
すると突然シンドバットの口調が変わった。今しゃべっているこいつがウーゴも良く知る人物。
シュウ『僕はお前に一体どれだけの傷を受けたと思ってるんだ!ふざけやがって。』
昔、何かあったのかシュウは何故か怒りを押さえる。
シンドバット『なるほど、君はアルマトランの生き残り、として見てよいかな?』
ダビデを通じて分かったような口を聞くシンドバットにイラついた。
シュウ『ばれちゃったか、まぁしょうがないよね。ダビデがいるんじゃ気づかない人はいないよね。だけど僕はもうお前には従わないから。今度は神の子じゃない必要とされるマギとして戦う!』
そういって、シュウは自分の部屋に戻った。
部屋に戻ってから何故か不安が込み上げて来た。
シュウ«もし、あのときと同じ力のままだったら。»
と考え込んでいた、そうしている間にアリババの約束を時間を越えてしまった。
シュウ『っは!しまった、アリババの事忘れてた』
焦った表情を気にせずアリババの所へ走り出した。