第6章 マギ対決
煌帝国の人間。奴らはジュダルが乗っていたような赤い大きな絨毯に乗ってきた。
だが、煌帝国の人間にも関わらずボロボロのウーゴ君はまた手にオーラを纏い煌帝国の人間逹に構えていた。
???『何よ、まだやる気なのあの化け物。じゃあ
私(わたくし)が相手になるわよぉ』
夏黄文『お気をつけて下さいよ、姫君。』
そういって彼女が頭に着けていたかんざしを外し唱えた。
???『悲哀と隔絶の精霊よ、汝に命ず、我が魔力を糧として我が意志に大いなる力を与えよ!!出でよヴィネア!!』
その瞬間、彼女は水に包まれた。
シュウ『ヴィネア!、もう少し遅く使ってたら危なかったかも。ウーゴ、どうするつもり』
ウーゴは彼女のところまで飛び上がり彼女をジュダルの時みたいに挟もうとしたが水に包まれているため無傷だ
???『熱っせっかく集めた水が蒸発しちゃうじゃない!この死にぞこないがぁぁー!!!!』
すると彼女はもっと水を集め小さなかんざしを大きな剣に変えた。これぞ武器化魔装だ。
そしてその武器に水を纏わせウーゴ君の体を貫いた。その瞬間、ウーゴは笛の中に消えてしまった。
夏黄文『流石であります姫君。』
ウーゴを倒し絨毯の上に戻った彼女はジュダルの怪我を直すため即座に撤退しようとしていた。
その途端、一つのマゴイ弾が飛んできた。アラジンだった。
???『なぁにあなた、私はあの化け物に襲われてた身内を助けただけよ。』
アラジン『違う!ウーゴ君は皆を守るために戦っていただけなんだ。先に手を出したのはその人だ!』
というと彼女は目の色を変えアラジンを睨み付けた。
???『じゃあ、あなたがあの化け物の主なのね、それじゃあ下にいる奴らも化け物の仲間なのね』
といって彼女は後ろの三人に命令した
???『この子は私が片付けるわ下の奴らは三人で
皆殺しよ!!』
といわれて、彼女の命令を受けた奴らが暴れだしたのだ。