第5章 怪傑アリババ
翌日、シンドバットはアリババを連れバルバットの王宮に向かった。
アラジン『アリババ君、大丈夫かな?』
シュウ『平気だよ、君が認めた王候補なんだろ!
モルジアナ『アリババさんなら、大丈夫ですよ。』
落ち込んでいたアラジンも顔を上げ笑顔の顔を見せた。
すると後ろから黒いルフがやって来た。
???『何だ!この人だかりは?絨毯持ってくれば良かったなぁー』
その少年は黒髪に三つ編みの御下げ黒いルフを沢山連れていた。アラジンやシュウと目が合った
アラジン«何だろう、今彼が黒い太陽に見えた»
シュウ«何だろう、この胸騒ぎ。そして、何か思い出した気がする。»
今は夜、霧の団やシンドバット逹が集まっていた。
シンドバット『結論から言う本日の会談の交渉は決裂した。』
残念な結果になってしまった。霧の団の人逹は諦めの顔を見せていた。
シンドバット『大丈夫だ!!こんなところで諦める奴らではないことは俺は知ってる。それに俺も持てる力の全てをお前逹に貸そう。何が来ても俺が倒してやる俺は理不尽と戦う者を受け入れる』
そんな言葉に霧の団やスラムの人々は引き寄せられていった。
アリババ『凄い人と友達になったんだなアラジン!』
アラジンも自慢するかのように、にっこり笑った。
すると、上から声が聞こえてきた。
???『おーい!シンドバット!!』
シンドバット『ジュダル!?』
ジュダル、バルバットの王宮前でアラジン逹と会ったあの黒い少年だった。