第17章 アルマトマンの記憶 ~存在意義~
ー次の日ー
あくまでも午後に遭遇すると言う“予想„のためレジスタンスの皆は朝からはりつめたの空気になっていた。
シュウ『・・・・・皆、怖い顔してる。』
変化はそれだけじゃなく朝早くからソロモンやアルバ、シバとにかく神杖を持つ人達の姿が見当たらなかった。
シュウ『・・・・・・・探してみよう。』
シュウはとりあえず基地の中を散策した。
しかし、中を真面目に細かく見たことはなく、全くわからなかった。結局分からぬまま大広間に戻って静かに過ごしていた。
シュウ『・・・・・・・寂しい、一人って。・・・ううん、僕にはココルがいる。』
シュウは隣のクッションを枕にして眠っているココルを見て自然と微笑んだ。
するといきなり、ココルが起き西の方角を見ていた。
ココル『ううう!!!』
シュウ『ココル?どうしたの?』
しばらくココルは西の空を見ていた、そして何故見ていたのか理由はすぐにわかった。
シュウ『・・・・・はぁぁ!!せ、聖教会!?』
そう、昨日ソロモンが言っていたダビデが乗っているという戦艦の姿があったのだ。
兵『予想通りレジスタンスの姿を確認、いかがなさいますか? ダビデ様』
ダビデ『神の子を・・・・・取り戻すまでだ。それにこれ以上グヌードを壊される訳にはいかないからな、先頭体制だ。』
そういってダビデはにやついた。