第16章 アルマトランの記憶 ~真実~
ソロモン『ん?なんだ揃いも揃って、何かしてたのか?』
先程の状態を見てなかったソロモンはよくわからずキョトンとしていた。
シバ『ウーゴが作ったペンダントを試していたのよ、結果は大成功。』
ソロモン『ほぉー、出来たんだな、ウーゴ。』
ウーゴは照れながらにやにやしていた。
シュウ『お帰りソロモン。遅かったね。』
ソロモンはシュウの顔を見ると何故か考えだした。
シュウ『ど、どうしたの?ソロモン。』
ソロモン『・・・・・う~ん。』«やっぱり、シュウがあの神の子なのかな?それだったらダビデたちが狙うのも納得できるし»
考え込んで黙り混むソロモンにシュウは怖くなったのか走ってアルバの後ろに隠れてしまった。
ソロモン『っあ!』
アルバ『そんなに見つめられると怖がってしまいますよ。ソロモン』
ソロモンは右手を頭に乗せシュウに謝った。
ウーゴ『それにしても、ずいぶん長かったね。そんなに遠くに行ってたのかい?ソロモン。』
ソロモン『まぁ、な。皆、今日夜、研究室にきてくれないか?』
突然のソロモンの問いに一瞬戸惑ったが承知した。