第14章 戦い後の世界。
ー次の日ー
シンドバットと八人将が準備した島はヤムライハが作った強力な結界が張ってある。それに揉め事がないように全ての金属器の一時的回収。
アラジン『これで絶対にトラブルが起きないはず』
アラジンの両手には血液が入った液体、これはマグノシュタットで学長先生が使っていた。遠隔透視魔法。
アラジン『とりあえず、全員集まってくれたみたいだね。』
小さな島には、シンドリア、レーム帝国、そして煌帝国。七海連合の小国たちも
アラジン『結局、ジュダル君は来なかったみたいだね。ティトス君』
ティトス『好きにしていいんじゃないのか?アラジン、知りたくないってことだと思うし』
ティトスは依り代を倒した後、ウーゴによって新たにマギになった、シェヘラザードの代わり。日はかなり浅いがこう見えてちゃんとしたマギ。杖はシェヘラザード愛用の太陽の形をした杖。
ちなみにアラジンの杖はヤムライハの手によって新しい杖に変わっていた。
アラジン『じゃあ、始めるよ。集まってくれた王たちよ。僕は皆に伝えたいことがある。それは、滅びてしまったもうひとつの世界。【アルマトラン】の話を』