第14章 戦い後の世界。
???『ュウ、~~て、~!シュウ、シュウ!!』
シュウ『っは!!!』
誰かの声でシュウは目が覚めたが、ここは懐かしいような所だった。
明るく、白ルフが沢山いてそして、とても広い。
シュウ『ここって、聖宮?』
シュウは混乱したまま声がしたことを思いだし、後ろを向いた。そこには
ウーゴ『やぁ!気がついたね!』
そこには首だけのウーゴがいたのだ。
シュウ『ウーゴ。ここは、僕は・・・死んだの?』
ウーゴ『死んだ?そんなことはないよ。君と話がしたくてここに呼んだのさ。それよりもシュウ』
いきなり、深刻な顔をしたウーゴに勘づいたシュウ、アルマトランの時と同じ怒るときの顔だ。
ウーゴ『全く、何故あんな無茶をしたんだ?一歩間違えれば本当に死んでいたんだよ!』
シュウ『・・・・・だって、僕がやらないと・・・皆死んじゃうと思って・・・・・それで。』
シュウの言い訳にとにかくウーゴは深いため息をついた。
ウーゴ『まぁ、説教できる立場じゃないからもう言わないけど。シュウ、君はいにしえの力を完璧に使えたかい?』
ウーゴの質問がよくわからずシュウは首を振った。