第3章 あちら側の世界
翌朝
朝起きたら二人はすぐに出発の準備を始めた。
シュウ『そう言えば、モルジアナさんってアリババさんとダンジョンに入ったの?』
モルジアナ『えっと、私は奴隷として主であるジャミルの命令で入ったんです。アリババさんとはそこで偶然、それにもう人います、アラジンという人も』
シュウはモルジアナが奴隷だったことに驚いていたそれにアラジンって言う子のことも。
シュウ『え~と、そのアラジンって子は何処にいるの?君らと一緒じゃなかったみたいだったし 』
シュウの質問にモルジアナは«わからない»と
答えた。そして旅の準備は完璧に終わった。
シュウ『砂漠はどうやって越えるの?』
周りを見渡しても一面砂ばかりするとモルジアナがチーシャンの街を指した。
モルジアナ『え~と恐らく馬車に乗るんだと思いますよ。まずは馬車にのせてもらわないと。』
とりあえずモルジアナの提案にのってみたものの宿代でほとんどお金がない二人。なかなか乗せてくれるキャラバンは見つからなかった。
モルジアナ『どうしましょうシュウさん』
困った顔をするモルジアナにシュウは思い付いた!
シュウ『ねぇ、モルジアナさんって体力ある?』
モルジアナ『っえ、まぁ』
するとシュウは杖を取り出した。何をするかとモルジアナは不思議そうに目を丸くしていると
シュウ『僕の持っているターバンと水魔法で一気にバルバットまで飛んじゃえばいいんじゃないかな?
って思って、』
いい案がでた+シュウのことを今初めて魔導士だと知った。シュウが地面にターバンを敷いた。
シュウ『乗ってモルジアナさん。』
乗るのは良いが少しの疑問があった。ここから、バルバットまでての距離の問題だ。