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If...

第41章 別れの前に……


『ふ~。旨かった!』

私は餡蜜を食べ終わると一息ついた。

全員が食べ終わると、私は伝票を持ち会計に向かう。

私が会計を終え甘栗甘を出ると、四人が待っていた。

「流、今日はありがとう!」

チョウジがそう言うと、イノとシカマル、サクラもお礼をいってくる。

「……今日は流と話せてよかったわ!」

イノはそう言って笑顔になる。

『……俺も、イノたちと話せてよかった!』

私もそう言って笑いかえした。

「……それじゃ、私たちはこれで!」

イノはそう言うと手を振ってシカマルとチョウジを連れて去って行った。


「……流、私ももう帰るわ。」

サクラは三人を見送った後、私にそう言った。

『……じゃあ、送ってく。』


私はそう言うと買い物袋を持って歩き出した。
サクラは一瞬迷ったようだったが、私が荷物を持っているためかついてくる。


『……こうやってサクラと二人だけで話すのって、波の国で修行したとき以来か?』

私はふとそう言った。

「そうね……

そう言えば、あのとき流に修行してもらったお陰でサスケ君と話し出来たの!」


サクラはその時の事を思い出したようで嬉しそうにそう言った。

『……へぇ?どんな話し?』

私が聞くと、サクラは笑顔でその時の事を話す。

「……再不斬との戦いが終わった後、サクラあんなに動けたのか?ってサスケ君が聞いてきて……、
ほら、私、ガトーの手下と闘ったじゃない?
それで流と修行した時の話しだったけど、サスケ君と話せたの!」

サクラは嬉しそうに話した。

『よかったな。』

私がそう言うとサクラはさらに笑顔になる。

「……また修行つけてよ!
今度はサスケ君も誘って!!」

サクラの言葉に、私は頷いた。

『……そうだな……、いつか……』

そう呟いた。

話している間に、いつの間にか私はサクラの家の前に来ていた。


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