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第38章 第7班再始動!


sideールミー

カカシのもとを離れ、撮影を見学するナルトたちの中に入ると、私も撮影を見学した。

午前中の撮影が終わると、私達は昼食をとるために船の中に降りた。

昼食を済ませると、今度は午後の撮影のためにそれぞれが動き出した。

私は、甲板に出ると、その様子を眺めながら、前世で見た映画を思い出していた。


(……そっか、今回も死んでしまう人がいるんだ……)

私は、三太夫を見ながら、この任務で誰も死なせないと決意した。



(……それにしても雪の国か……私、寒いの駄目何だよね……

……でも、雪は大好きだけど……)


私は、そんなことを考えながら、午後の撮影が終わるのを待っていた。



ようやく午後の撮影が終わると、私達は夕食の後に解散した。

私は部屋に戻ると、明日に向けて忍具の手入れをする。
原作通りに行けば、明日は雪忍との戦闘があるはずだった。

(……あいつら、みんな氷遁使うんだよね……しかもカカシも血継限界のはずの氷遁コピーしちゃうし……


氷がいっぱいあるとこなら使えるのかな?)

私はそんな疑問を持ちながら布団に入るとさっさと寝ることにした。




翌日、早朝に船がとまった。

私は起きていたが寒さでなかなか布団から出られずにいた。
だが、覚悟を決めると素早く着替えて甲板へ出た。


『……さ、寒い……』

覚悟したはずが、あまりの寒さに挫けそうになった。

私は手袋をした手を擦り会わせながら船から降りた。


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