• テキストサイズ

If...

第35章 共闘


(……だが、流が本当は女だったとして、何故今まで男のふりをしていた?)

俺は流が女である事を前提に考え始める。

(女だとばれると不味い理由が何かあるのか?)

俺はそう考えてから、流が砂の里の赤い髪の奴らと兄弟だと言っていたのを思い出す。

(……だが、流とメンマは養子だと言っていた……)

俺は似ていない砂の兄弟を思い出す。

(だとすると流の親は?
…………養子になっていると言うことは死んでいるのか?
それとも……捨てられた?)

俺は里に向かって走りながらもひたすら考える。

(流が男のふりをしていたのは、うちはルミだからで、木ノ葉では死んだことになっているから……?)

俺はどうしてもルミに似ている流をルミだと言うことにしたいらしい。


自分の考えに笑いそうになった。



「サスケ!ついたぞ!

早く流を病院に連れていこう!」


いつの間にか里に付いていたようで、ガイが声をかけてきた。


俺が病院に流を運んだのを確認すると、ガイは火影にこの事を報告しに行った。


三代目は最近あった木ノ葉崩しで忍術を使えなくなったらしいが、次期火影が見つかるまでは今まで通り火影としての仕事をこなしていた。


/ 450ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp